ダイオードレーザー脱毛

ダイオードレーザーとは半導体を使用したレーザーで、810nm（ナノマイクロ）という比較的長い波長の光を使用しています。この光はメラニンだけに反応し、皮膚の表面を通過して毛根に集中し、瞬時に高熱を発生させます。この高熱で毛根に接している毛乳頭を焼灼することによって毛の再生機能をなくし、脱毛するという仕組みになっています。白人から黒人まですべての肌色に適用可能なうえ、周囲の組織には反応しないため、肌を傷めてしまう心配がありません。アメリカでは日本の厚生省にあたるFDAから永久脱毛できる機器であると認可が下りている医療機器ということからも、その安全性の高さがよく分かりますね。

ダイオードレーザーのメリット

このダイオードレーザーのメリットは、レーザー脱毛では脱毛することが難しいと言われていた色素が薄い産毛まできれいに脱毛できるということ。また照射部分が四角形になっている（ライトシェアデュエット）ため照射する際にすき間ができにくく、効率の良い短時間での施術が可能になっている点です。さらに、通常は脱毛するのが難しいとよく言われる日焼けをした人、色黒な人でも安心して脱毛することができるようになっています。気になる痛みに関しても、軽く輪ゴムで弾かれる程度、人によっては針で軽くチクっと刺された程度の痛みとなっていて、多くの方はアレキサンドライトレーザーより痛みが気にならないと感じているようです。ほぼ無痛で高い効果が得られるという点から主流になりつつあるレーザー脱毛といえます。

ダイオードレーザーのデメリット

デメリットとして挙げられるのは、塗布する冷却ジェルが快適さに欠ける（ライトシェア・デュエットではジェル不要）という点や、レーザーを照射する部位によっては痛みを強く感じる場合もあるようなので、注意しておくとよいでしょう。しかし、人によってはデメリットとして感じることは何もないという方も多くいるのもダイオードレーザー式の特徴でもあります。安全性が高くメリットの多い脱毛器なので、体験コースなどを上手に活用して、一度試してみるとよいのではないでしょうか。